サッカーは、ドリブルだけでなくてうまくパスをしながら相手の守備を崩していくのがポイントです。つまりパスが上手い選手は、攻撃の組み立てを任されることが多く、チームのキープレイヤーになることが多いです。攻撃的MFは特にパス能力が優れていることが大切であり、もしパス能力が優れていなければFWにスルーパスを通すことが難しくなります。しかし、現代サッカーでは、攻撃的な選手だけでなくて、守備の選手もパス能力が優れているほど、高い評価をもらえます。

攻撃は守備から始まることが多く、DFの選手が相手のボールをカットして、そのボールを前線の選手にパスを出していきます。いくら、ボールをカットしても、パス能力が低ければ、前線にパスを供給することが出来ずに、うまく攻撃が組み立てられません。守備の選手にもパス能力は必要であり、実際にDFの有名プレイヤーは守備だけでなくて、パス能力が優れていることが多いのです。パスが下手な選手は、スタメンで起用されるのが難しくなっているといえます。

特にパスサッカーを行っているチームは、守備の選手にもパス能力を求めることが多い傾向にあります。今のサッカーは、守備の選手だからパスがあまり上手くなくても大丈夫という考え方は通用しなくなっています。これは日本だけでなくて海外でも同じことが言えるので、守備の選手を目指している場合は守備のスキルだけを身に付けるのではなくて、パスが上手くなるような練習をしていくことが必要です。